三橋貴明事務所。 お仕事のご依頼はこちらから
--------------
クリック・アンド・モルタル:クリック・アンド・モルタル(Click and mortar)とは、実店舗と電子商取引を行うオンライン上の店舗の双方を運営することで相乗効果を狙うビジネス手法。(Wikipedia) クリックは言うまでもなくマウスのクリック、モルタルとは「壁」すなわちリアル社会における店舗を意味する。
最近、講演のお仕事が増えています。ここ二週間だけで三回もあったのですが、そこに選挙関連の業務が加わり、執筆のお仕事が締切目前で、さすがに忙しくなってきました。
まあ、それはいいんですが、ある講演で書店経営者さんからショッキングな話を聞きましたので、ご紹介。
最近、書店で書籍や雑誌を確認し、それを「ネット書店(amazonなど)」で買うお客さんが増えてきているそうです。書店で確認したのであれば、そのまま買えば良さそうなものですが、なぜかネットで買うそうなのです。(「うちは見本置場じゃないんです・・・・」と、嘆いていらっしゃいました)
インターネットで情報を確認(クリック)し、それを書店(モルタル)に買いに行くというのは非常に分かりやすい考え方です。しかし、今やその逆の購買パターンが出現してしまっているのです。インターネットとリアルの融合は、思いもよらない顧客行動を引き起こします。