私たち塗装職人がおこなうサイディングの外壁塗装
サイディングの外壁は、 特に窓サッシまわりや、サイディングの継ぎ
目(目地)のシールやコーキングがひび割れてるのが特徴です。
サイディングは、このように長持ちさせます。
- 高圧洗浄をおこなう。チョーキングが激しい場合もあるので、よく洗い流す。落としが不十分だと塗膜のはがれの原因にもなる。
- シール(シーリング)が痛んでいる箇所は、すべて交換などの工事をおこなう。新築時はシールに直接紫外線があたっていたが、塗り替えではシールの上から塗る塗装が紫外線をブロックするので、痛み度が非常に少なくなる。
- 温度差によってシールに動きがあるので、その動きについていける弾性系の下塗りを使用する。
- カビ・よごれの防御を中心とした最適な上塗り塗料をえらぶ。
- 必要以上の薄めすぎはしないで、タップリの塗料で3度塗りをする。
3度塗りの工程はこちら
外壁サイディングの塗装仕上げ
サイディングのさまざまな痛み症状。
@汚れ・カビ・コケ・チョーキング
北側に青いカビが発生している。
施工後
施工前
施工後
チョーキング。高圧洗浄の最中、白い水となって流れ落ちていく。
Aサイディング目地、窓周りのシーリングひび割れ
サイディングの目地のシーリング補修の詳細
どのように右側の給湯器を選択する
シール自体に細かいヒビ割れが起きている例。
サイディングボードの断面からシールのはく離が起きている例。
窓周りのシールの劣化によるひび割れ。
軒天まわりのシールの劣化。
古くなった劣化したシールをカッターなどで撤去していきます。
この家(アパート)の塗装の様子はこちら(横浜市旭区)
このように上から取っていきます。
サイディングのボードとボードの継ぎ目(目地)と窓周りのシールをすべて交換した場合、一般的な家の大きさで、おおよそ150〜200メートルぐらいになります。
撤去した古いシーリング
窓サッシまわりの古くなって除去した部分に、黄色の紙テープでマスキングしていきます。
目地、窓周り、換気扇まわり、ひさしまわり、軒ウラと外壁の境など、必要な箇所すべてにマスキングしていきます。
スチームクリーナーを使用して、日曜大工カーペットクリーニングのヒント
撤去した目地にシーリング専用プライマー(接着剤)をたっぷりと塗っていきます。
シール自体がまだ丈夫でも、このプライマー不足が原因で、ボードの断面からはく離して交換せざるを得ないという例もあります。
主剤と硬化剤の2液タイプのシール材で、耐久性にすぐれたシーリングとなります。
家のほぼすべての部分にシール交換工事を施す場合は一液タイプのものより、この二液のシーリング材のほうが断然ボリュームで肉厚のあるシーリング工事が可能となります。
目地の奥まで行き渡せるようにたっぷりと注入していきます。
へらなどでならしていきます。
テープをとって完了です。
シーリング交換完了
施工後
シーリングと浮きの補修例
この事例の詳細へ
目地のシーリング(コーキング)が完全に切れています。サイディングボードが、劣化と同時に反ってしまい、下地からボード自体が浮いて、シールが引っ張られたのが原因。
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ビス止めしていきます。あまりにもサイディングの反りが激しくて頑固な場合は、割れたりするので施工が困難な場合もあります。
シールの打ち直しをしました。
その後3回塗りをした仕上げの様子です。
シリコン塗膜のツヤが光っています。
Bサイディングボードの割れ
サイディングボードのクラック
施工前
サイディングボードの色あせ
サイディングのクリヤー(透明)塗装
サイディングによっては、タイル調やレンガ調タイプなものもあります。
この場合普通に塗装をすれば、目地の部分もすべて塗りつぶすことになって、レンガ調の風合いもなくなってしまうので、サイディング専用のクリヤー塗装もあります。
透明ですがツヤがあるきれいな仕上がりになります。
以前は透明なので紫外線も通して劣化してしまう弱点があったのでが、このタイプは紫外線をブロックするUVタイプの塗料なので、耐久性のある塗装が可能となります。
お客さまが作成してくださいました。
ピュアライドUVプロテクトクリヤー塗料を使用した工事時の動画です。
施工前
ローラーで塗装していきます。
塗装完了後。
太陽に反射した外壁表面。
施工前
施工後
前と同じ色合いにしたいというお客さんのご希望での塗装です。
施工前は、全体に色あせていたのがわかります。
この家の塗装の詳細へ(横浜市瀬谷区)
外壁サイディングクリヤー塗装。「日本ペイントUVプロテクトクリヤー」
サイディングの工事事例集
サイディングを長持ちさせる外壁塗装のポイント
外壁目地、窓周りのシーリング(コーキング)
サイディング・塗装作業編
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